母の育った生まれ故郷レインボーリアへ17歳の少女バットが帰って来た!
黒騎士女王(ブラックナイト・クイーン)の姫として封印された「星船」を目覚めさせ四銃士たちと新たな旅へ飛び立つ。
不思議な星・スターシップの上で繰り広げられるバット姫の活躍。
───少女が主人公の作品は、寺沢作品の中でも多くない。
個性的なキャラクターと、コメディタッチのストーリーは寺沢ワールドの多彩さを再確認できる。
書籍
BLACK KNIGHT BAT
17歳になったバット・デュランは、生まれた世界レインボーリアへ戻るため、古城の枯れ井戸より、光の海を渡り、生まれた故郷の「星船」を目指す。「星船」に辿り着いたバットは、案内人の岩ふくろうから、バットは「星船」の王女で、王位を継ぎ、そして「星船」の封印を解かなければならないことを告げられる。
その頃、城では封印が解ける百年祭が催されていたが、「星船」略奪をもくろむ、暗黒海の帝王ブラスマン率いる海賊船の襲撃にあっていた。