一文字武は「刃者-はじゃ」と呼ばれる
────冷徹・非情であって忍びの者。
『言魂~コトダマ』を操り、その威力には剣や拳は太刀打ちできない。
そのタケルが賞金首を追って風姫が統治する大和の国・ジャパンに姿を現した。
────世界初のフルーカラー・デジタルマンガは、まさにこの『武』であるといって過言でない。
極彩色の建築物や様々な風景もカラーならではの表現。
書籍
武 TAKERU 1
一文字武は、賞金首であるくぐつの源太を追い、大和の国に来ていた。
「言霊」を操り源太を倒した武は、偶然見かけた、大和の国を統治する風姫に一目惚れをしてしまう。
武は何者かに襲われる風姫を助け出すも、犯人と間違われ牢屋行きに。しかし、難なく牢屋から抜けだした武は風姫の所へと向かう。
丁度その頃、風姫はまたしても何者かに襲われていた。敵を撃退した武に、風姫は犯人の調査を依頼する。武は相棒ブンブクと共に、卑弥呼が祀られている神殿へと向かうが、そこには恐ろしい敵が潜んでいた。
武 TAKERU 2
火眼獣を討つ応援を呼ぶため城へ向かう武に、闇狩り三人衆が立ちはだかる。
危機を脱するも深手を負ってしまった武は、風姫を守るために密かに存在する八雲谷一族の飛燕に救われた。
また、城では風姫に火眼獣の魔の手が迫っていた。その昔、大和の開祖だった女王卑弥呼の復活を目論む火眼獣は、卑弥呼の血を引く風姫の体を剥奪しようとしていた。